YAMATO / BM 定例 共有資料 — 制作物の棚卸し & 担当切り分け案 2026-06-21 / 大竹

制作物の棚卸しと、これからの組み立て方

Claude Code を運用に組み込んで以降、私(大竹)の側から発信する制作物が短期間で大きく増えました。
一人で抱えるには量が増えてきたので、本資料で全体を一度俯瞰し、柏崎さんと私の担当ラインを明文化することを提案します。
本日の目的は「全体像の共有」と「線引きの合意」です。個別の制作物の良し悪しの議論は別の場で行います。

01 いま動いている制作物の物量

まずスコープの確認です。下記が現在稼働中の制作物。点ひとつひとつが 独立したサイト/スキル で、ここ数ヶ月で一気に増えました。

47
公開サイト
14
対象施設
8
月次ドキュメント種
13
定期自動化
89
専用スキル
公開サイト 47件 — レイヤー別配色 タイル1つ=1サイト
L1 世界観のコア(18件) L2 大枠ディレクション(11件) L3 運用・社内(18件)
バックグラウンドで動くスキル 89件 ドキュメント生成・画像生成・自動化・契約・分析を実行する自律機能
この物量は ここ数ヶ月で積み上がったもの で、今後も同じペースで増え続ける見込みです。
従来通り「完成後に全件をBMで確認」というやり方では、柏崎さんの工数も私の手戻りも限界 に達します。次の§02で施設別の偏り、§03でレビュー体制の組み直し案を提示します。

02 施設 × 制作物 カバレッジ

施設別に、どの制作物が揃っていてどこが手付かずかを一覧化しました。同じ「会員施設」でも、整備度合いに大きな差 があります。九十九里・真野・麻布台・川久あたりが今後の優先補完先です。

施設 会員
ガイド
設備SoT
(Tank)
写真
資産
オーナー
月次
OTA
レター
料金
SoT
清掃
カレンダー
案件
資料
専用
ハブ
整備
館山 Atelier 8/9
逗子葉山 Atelier 6/9
渋谷 Core 7/9
京都 Core 6/9
軽井沢 Core(親) 7/9
軽井沢 Core I 6/9
軽井沢 Core II 6/9
河口湖 Core 5/9
南房総 Sun Terrace 7/9
南葉山 Garden 7/9
九十九里 4/9
真野(Harumi) 3/9
麻布台 Lounge 1/9
川久 Auberge 2/9
充足率 12/14 13/14 10/14 9/14 7/14 13/14 3/14 5/14 3/14

● 構築済 / ◐ 部分対応・進行中 / — 未着手・対象外。
「整備度」は会員ガイド・設備SoT・写真資産・オーナー月次・OTAレター・料金SoT・清掃カレンダー・案件資料・専用ハブの9項目に対する充足。

03 担当切り分け案 — 3レイヤー

現状のチェック体制の課題

§01で見た通り、公開サイトは47件・スキルは89件まで増え、月次ドキュメント・自動化も常時走っています。 この物量に対して 「全件を完成後に柏崎さんが確認」 という従来運用は、もはや時間的に成立しません。 逆に 「全部大竹判断で進める」 も、会員・オーナーが直接触れる世界観の中核では危ういと考えています。

そこで、「誰の目に触れるか」 を基準にレビューの深さを3段階に分け、L1だけは骨子段階から柏崎さんに当てる運用に切り替えることを提案します。

LAYER 1

世界観のコア

柏崎さん:内容レビュー必須 / 大竹:実装
会員・オーナーが直接触れるもの、ブランドの語り口そのもの。世界観の一貫性が崩れると取り返しがつかないため、公開前に柏崎さんの目を通す。
  • 会員ガイド(12施設)12
  • 会員ハブ/お知らせ3
  • オーナーポータル/月次レポート3
  • VOICE_TONE / DESIGN_GUIDELINES 更新2
  • 新規施設のローンチ素材案件毎
LAYER 2

大枠ディレクション

柏崎さん:方向性合意のみ / 大竹:判断・実装・公開
一般顧客・新規問い合わせ層に触れるもの。骨子と表現の方向性だけ合わせ、細部は私が判断して進める。
  • OTAレター(5施設)6
  • 一般向けLP(コレクション拡大等)3
  • 料金表(一般向け)1
  • 施設バーチャル探索1
  • 案件単位の提案資料5+
LAYER 3

運用・社内ツール

大竹完結 / 共有のみ
社内・運用スタッフ・OTA担当・私自身しか触れないもの。ブランド面での確認は不要、稼働状況だけ共有します。
  • 社内ポータル/運用コンソール7
  • 清掃スタッフ用カレンダー4
  • 料金・予約ダッシュボード3
  • 個人ダッシュボード/引継4
  • 定期自動化(同期・通知)13

04 オーディエンス × レイヤー マトリクス

公開サイト全47件を「誰に向けたものか × どのレイヤーか」で配置した一覧です。色の濃さがそのままレビュー必要度になります。

L1 世界観のコア(柏崎レビュー必須) L2 大枠ディレクション(方向性合意のみ) L3 運用・社内(大竹完結)
会員オーナー一般・新規OTA・送客社内・運用
直接体験する滞在・購買・契約に直結 会員ハブmembers.yamato-prc.com 会員向けお知らせannounce.yamato-prc.com ご利用案内 12施設{slug}.yamato-prc.com ご宿泊チケットyamato-stay-ticket オーナーポータルowners.yamato-prc.com 月次P&Lレポートowner.yamato-prc.com 料金表(一般)price.yamato-prc.com コレクション告知collection-announce 施設バーチャル探索facility-explorer OTAレター 5施設{slug}-ota-letter 渋谷OTAバリアントshibuya-ota-variants — 体験者なし —
フィードバック収集声を拾う仕組み 会員フィードバック窓口member-feedback フィードバック管理feedback-internal ガイド評価カルテguide-karte
案件・企画提案・検討・合意形成 館山ガーデン会議資料tateyama-garden-owner-mtg オーナー向け提案 202605owner-proposal-202605 川久オーベルジュ ロードマップlauberge-roadmap-internal コレクション拡大計画collection-expansion Coreパートナーシップcore-partnership 軽井沢コンセプトkaruizawa-concept 館山プール提案tateyama-pool-proposal
運用・現場日々の運営を回す 社内ポータルportal-internal オペレータコンソールoperator-console 運用内部ツールops-internal 管理ツールadmin 予約ダッシュボードbooking-dashboard 料金コンソールpricing-console 清掃カレンダー 3施設cleaner-{slug} 清掃指示書UIminamiboso-cleaning 麻布台ワインセラーazabudai-wine-cellar
大竹個人ナレッジ・引き継ぎ otake-docs ダッシュボードotake-docs 自動目録otake-index セッション引継otake-handoff デザインエンジンdesign-engine 思考整理ビジュアルthink-visual

05 種別ごとの一覧 — HTMLの外側で動いているもの

公開サイト以外にも、ドキュメント生成・画像生成・契約書・自動化が継続的に動いています。ここはほぼL3ですが、契約書とブランド画像は L1 扱いです。

Excelドキュメント生成 8種類 / 月次

  • オーナー月次レポート(6施設) L1
  • 月末精算伝票(KHR/YHR分割) L3
  • BM推進会議ログ L3
  • 定例MTG議事録(複数) L3
  • ハブExcel(施設別マスター) L3
  • 稼働率分析・予約抽出 L3
  • 請求書・宿泊料金内訳 L2
  • 市場調査レポート L3

画像・ビジュアル生成 15スキル

  • ブランドポスター(GPT Image 2) L1
  • LINE配信画像(縦長1080×1350) L1
  • Hero+SNS+Header 5枚連作 L1
  • 間取り図(手書き→カラー) L2
  • 図面→室内パース L2
  • 写真リタッチ・スタイル変更 L2
  • コンポジット合成 L2
  • コンセプト図・関係図 L3
  • favicon・アイコン L3

契約・公式文書 5種類

  • 契約書(運営委託・賃貸借・会員権・NDA等) L1
  • 請求書(緑ヘッダー和式) L2
  • 稟議書 L3
  • 残業・休日出勤申請書 L3
  • 議事録(オペミ・定例) L3

定期自動化 13ルーティン

  • AirHost 予約同期(日次 7:00) L3
  • 直近予約LINE通知 L3
  • 週次レポート更新(月曜) L3
  • 朝ブリーフィング L3
  • 日次ログ生成 L3
  • AirHost在庫同期 L3
  • 料金SoT監査 L3
  • Slack依頼キュー処理 L3
  • ヘルスチェック(PC間) L3

06 提案 — 今後の組み立て方

BM定例で合意したいこと

① レビューの粒度を3レイヤーで固定する

L1(会員・オーナー直接体験+契約・ブランド画像)は柏崎さんレビュー必須。
L2(一般・OTA向け)は方向性合意のみ、細部は私の判断で進める。
L3(運用・社内)は共有のみで完結。
この線引きを今日合意できれば、お互いの確認往復が半分以下になります。

② 私から柏崎さんへ「先に当てる順番」を固定する

L1案件は、完成形を見せる前に 骨子(A4一枚相当)の段階 で一度見ていただく運用にします。
完成後にひっくり返るのが一番もったいないので、判断点を前倒しにします。

③ ブランド資料は VOICE_TONE_GUIDE に集約し、AIに同じ制約を渡す

避けたい言い回し(「お客様」「ご利用」「非日常」「ラグジュアリー単体」など)は既に蓄積されています。
柏崎さんから新しいNGや推奨表現が出たら、口頭ではなくその場で当該ガイドに追記しておけば、次回以降の私のアウトプットに自動的に反映されます(AI制作物の品質ガードに直結)。

④ 一旦の優先補完先(§02 カバレッジから)

  • 九十九里・真野のオーナー月次レポート — 他施設と同水準に揃える
  • 麻布台 Lounge の会員ガイド/立て付け整理
  • 川久オーベルジュ — ロードマップから一般向け露出への橋渡し

柏崎さんへ — お願いしたいこと

・上記 ①〜③ の線引きを合意いただけるか
・L1 で「これは骨子段階で見たい/完成後で十分」の追加感覚があれば教えていただきたい
・現状 L2 に置いているものの中で「やはり L1 として見ておきたい」案件があればこの場で移動させたい